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経済学部1年生の授業の様子

本記事では、経済学部1年生の授業の様子をご紹介します。

この記事の執筆者は、新型コロナによりオンライン授業中心であった2020年度、1年生であったため、「授業の様子」といって思い浮かべるのは、パソコンの画面です。そのようなオンライン授業中心のときのことを、ご紹介します。

 

2020年度のオンライン授業には、オンデマンド方式(録画されたビデオをみる方式)と、ライブ方式(リアルタイムで授業が配信される方式)がありました。対面で行われた1年生の授業は、後で紹介するPACE以外にほとんどありませんでした。

 

経済学部の導入科目(経済学入門、統計学入門、経済史入門、経済思想入門)では、統計学入門のみライブ方式で、そのほかはオンデマンド方式でした。また、1年生が履修するPACEという英語の授業は、Zoomを利用したライブ方式で、ディスカッションを活発に行いました。互いの顔が見えて、話すことができた、貴重な時間でした。

 

経済学では数学を駆使します。そのため、全学共通科目の抽選に参加して数学を履修します。

1年生の春夏学期に線形代数Ⅰと微分積分Ⅰを、秋冬学期に線形代数Ⅱと微分積分Ⅱを履修する人が大半です。秋冬学期に、確率など他の数学科目を同時に履修する人もいます。

 

微分積分は、最初は高校で習ったことの続きの内容ですが、新しい内容も次々と出てきます。線形代数に関しては、大学に入って初めて出会う人が多く、線形代数Ⅰでは、基本事項を習います。線形代数Ⅱは、Ⅰで勉強した内容をもとに展開します。

微分積分も線形代数も、難しく感じる箇所もあると思いますが、のちの勉強に欠かせないものですので、ぜひ頑張ってください!

 

語学の科目は、人それぞれ、好きなものを履修していますが、小学生や中学生のころから勉強してきた英語を選ぶ人が多いように思います。また、経済学部の授業で、英語の文献を読む授業もあるので、英語の学習は継続することをおすすめします。

 

経済学部に入って、さあ経済学をたくさん勉強するぞ!と新入生の皆さんは意気込んでいることと思いますが、1年生の間、特に春夏学期の間、導入科目以外は数学や英語に多くの時間をかけることになります。楽しみはちょっと先になるかもしれませんが、めげずに勉強を続けてください。

 

2020年度はこのような様子でしたが、新入生の皆さんが1年生の2021年度は、1年生どうしで、また同じ学部の人どうしで会う機会が増えてほしいと願っています。充実した大学生活を送ってください!

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