第二外国語
法学部・社会学部の皆さんは第二外国語が必修です。商学部・経済学部の皆さんの履修は任意ですが、学んでみると世界が広がりますよ!ここではそれぞれの言語を履修した先輩たちの感想を見てみましょう。
【ドイツ語】
・初級は先生がとてもやさしく分かりやすかった
・テストはこなせるが、使いこなせるようになるのは難しい
・発音が英語と違って分かりづらい
・先生が文法よりもコミュニケーション重視で楽しい
・話す練習が少なかった
コミュニケーション重視な先生もいれば、話す練習が少ない先生もいるようですね。同じ言語でも先生によってやり方が違うということは他の言語についても同じです。発音がカッコいいイメージがありますが、やはり英語と違って最初は難しいようです。ドイツ語は音楽、哲学、人類学あたりで役立ちそうです。
【フランス語】
・フランス文化についても教えてもらえて楽しい
・先生が好き
・発音が難しい
・活用を覚えるのが大変
・コツをつかめばスムーズに習得できる
・進度が速かった
・身の回りのフランス語の意味が少しずつ分かるようになった
実は私もフランス語選択だったのですが、やはり簡単には身につきません。名詞の性数・動詞の活用など覚えることがたくさんです。発音は初めは難しいですが、ルールさえ覚えればだいたい発音できるようになります。Rの発音はちょっと難しいですが。フランス以外にも国際機関や旧フランス領の地域でも話されていますし、街中のフランス語が分かると楽しいので、達成感は感じやすそうです。言語は難しいですが先生は優しく、フランスの文化もいろいろ教えてくださいました。
【ロシア語】
・難しい
・実は文字さえ覚えれば読みは易しい
・名詞の性は他の言語より単純で楽
ロシア語を選択した人が少なくあまり感想を集められませんでした。これまで親しんできたアルファベットとは異なる文字なので、まずは文字を覚えるという関門があります。
【中国語】
・発音は難しいが文法は簡単
・文法が単純かつ発音が独特で楽しい
・中字新聞等の多少の理解ができるようになった
・読み書きは簡単
・先生によって課題量が全然違う
中国語は近年世界で使われる場が増えてきていると思います。将来ビジネスの場でも話せるとアドバンテージになりそうですよね。文法は印欧系の言語よりも容易なようですが、発音が日本語よりも複雑で難しいようです。
【スペイン語】
・発音は簡単だが文法が難しい
・活用が多い
・授業が楽しい
・先生が優しい
スペイン語も人気の言語ですね。文法的にはフランス語に似た印象で、名詞の性や動詞の活用など覚えることが多そうですが、発音はローマ字読みに近くて易しいみたいです。スペイン語は世界での話者も多いので、中南米に関心のある方はぜひ。
【朝鮮語】
・歌やドラマが好きなので勉強にも身が入った
・授業の雰囲気が良く、楽しく学べた
・文字の仕組みが面白い
・日本語と似ていて比較的易しい
・先生が個性的だった
朝鮮語はKPOPやドラマが好きな人、日韓関係に関心のある人などがとっている印象です。朝鮮語はほかの言語と比べて先生を高評価するコメントが多かったです。文字を覚える必要はありますが、文法は日本語と似ているので身につきやすいのかもしれませんね。
~第二外国語を学ぶにあたって~
ここまで6言語を紹介してきました。感想だけを見るとフランス語は大変そう…朝鮮語はラクそう…と思ってしまうかもしれませんが、最終的に身につくかどうかは皆さんにかかっています。1年間モチベーションを維持するためには、何か目的を持っておくとよいでしょう。例えば年度の終わりに検定を受ける、現地のニュースを読めるようになる、旅行先で困らない程度話せるようになる、など、何でもOKです。また、それぞれの言語が話されている地域の文化についても調べてみると、ちょっと楽しく学習できるかもしれません。
~第二外国語中級のすゝめ~
法学部生・社会学部生が必修なのは第二外国語の「初級(総合)」のみなので、中級に進まず学修を続けない人も少なくありません。でも、せっかく始めたのだから続けていきたいですよね?中級の授業は2年生だけでなく3年生以上も取ることができますし、履修者の中にはレベルが高い人もいるので初級と比べて大変になるかもしれません。とはいえ中にはその言語の映画の聞き取りをするという楽しいものもあるので、ぜひシラバスを見てみてください。